干し柿
干し柿つくってます。
美味しそうでしょう?
表面に見える白っぽいつぶつぶは、糖分が結晶化したもの。甘い干し柿の証明書といったところでしょうか。
写真(上)の干し柿は去年の冬に撮ったものなんですけど、不知火家ではかなり好評でした。
自家製なので種入りですが、食べるときに気をつければ大丈夫(笑)。
干し柿の作り方
其の一
まずはじめに、干し柿用の渋柿を手に入れます。紐を結びやすいよう、軸の部分に枝を残してあるものですね。
あ、それから、干し柿を作るには、かならず渋柿である必要があるので、注意して下さい。
ふつうに食べて美味しい柿を干し柿にしても、甘味が足りずがっかりなものしかできないからです。
其の二
次に、皮をむきます。柿の渋が適度な滑り止めになってくれるので、ふだん包丁を使い慣れていない人でもきれいにむけるかと思います。ピーラーを使ってもよいのですが、へたの下の部分だけは包丁を使って丁寧に。
其の三
紐(ひも)に結びつけ、軒下に吊します。
藁紐(わらひも)というものがあると便利なので、ホームセンターなどで手に入るようでしたら使ってみて下さい。
縄目に軸を通すだけなので簡単です。
藁紐が入手不可能な場合は、少し太めの凧糸などを利用するとよいでしょう。
柿の実と紐の接している箇所の乾燥が極端に遅くなるので、ビニール系の紐は避けた方が無難です。
どうしてもビニール系の紐しか用意できない場合は、真上からつり下げるような形で干して下さい。
其の四
ほどよく乾燥が進み柔らかくなったら、指でもみほぐし、平べったく形を整えます。
其の五
一ヶ月ほど干したら(見た目で判断します)、紐から外し、藁(わら)で包んで二日ほど冷暗所に。
藁がない場合は、細かく裂いたキッチンタオルなどで代用可能……かも(試したことなくてゴメンナサイ)。
これで完成です。
湿気を避けるため、紙の箱などに入れ、冷暗所で保存して下さい。
寒冷地にお住まいの方なら、干し柿作りはそれほど難しくはないと思います。
冬季、比較的温暖な処にお住まいの方は、防カビ対策などでちょっと難易度が上がってしまうかもしれません。
不知火は長野県在住なので、湯通しも燻蒸もしてませんが。(゚ー゚;
では、また。
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